こんばんは、おみそです。

話題になったのでご存知かと思いますが、泉佐野市が面白いことをやっています。
どこかで見たようなキャンペーンですね!
泉佐野市
※泉佐野市ふるさと納税サイトから引用

総務省による、自治体へのふるさと納税に関する自粛要請は、制度設計に失敗した総務省が自治体に対して逆ギレしている様にしか見えなかったので、「いいぞ、もっとやれ!」ということで、私は同市を応援しています。
私は既に今年のふるさと納税の枠を使い切ってしまったので、同キャンペーンには応募できませんが、妻の枠もあるので、このキャンペーンについて少し調べてみました。

このキャンペーン、寄附のやり方によってはあんまり得にならないので注意が必要です!

【本記事の内容】
・キャンペーンの内容
・キャンペーンの注意点
・各キャンペーンコースで有利な返礼率
・まとめ


【キャンペーンの内容】
泉佐野市のふるさと納税特設サイトから寄附を申し込むことで、以下のものが貰えます。
・返礼品
・Amazonギフト券
 (1) 返礼品順次発送の場合:寄附額の10%分
 (2) 5月以降返礼品発送の場合:寄附額の20%分

20%もギフト券が貰えるので、パッと見る限りではものすごくお得なキャンペーンです!
ただし、やり方によっては返礼率を下げる結果になるので注意が必要です。

【キャンペーンの注意点】
・Amazonギフト券10%コースは従来通りの寄附額!
・Amazonギフト券20%コースは従来比50%増の寄附額!

※全ての返礼品についてチェックしたワケではありません。
※例外があるかかどうかは不明です。寄附額や返礼率等は寄附時に各自計算をお願いします。


基本的にAmazonギフト券10%コースはAmazonギフト券分が丸儲けになります。
ですので、特段のこだわりがない限りは、こちらのコースを選択するのが無難です。

一方で、クセものなのがAmazonギフト券20%コースです。
このコースは寄附額の上昇により、総返礼率が低下する可能性があります!

例として、私が昨年の寄附で貰ったビール「インドの青鬼」について考えます。
※参考価格1本:287円(税込)

従来の寄附:10,000円で24缶:6,888円(69%
Amazonギフト券10%コース:10,000円で24缶+アマギフ1,000円:7,888円(79%
Amazonギフト券20%コース:15,000円で24缶+アマギフ3,000円:9,888円(66%
※従来の寄附については各ふるさと納税等のポイントは考慮していません。

このように、コースによっては普通に寄附した方が返礼率が良くなってしまう場合があります!
それでは、どのような返礼率であればキャンペーン利用がお得なのか、試算してみました。

【各キャンペーンコースで有利な返礼率】
返礼率とコース
※計算条件(20%コース:寄附額50%増、10%コース:寄附額据置)
※全返礼品で上記の計算条件が成立する保証はありません。
※普通に寄附した場合の返礼率には各ふるさと納税サイトでのポイント還元は含みません。

上のグラフから分かる、元の返礼率とベストな選択肢は以下のとおりです。
・0%~30%:Amazonギフト券20%コース
・30%~:Amazonギフト券10%コース


30%以下の返礼率のものを選択する場合はAmazonギフト券20%コースがお得です。
ただ、返礼率が低いものを選択すること自体が非効率なので、私は使いません。

【まとめ】
泉佐野市の100億円キャンペーンまとめ

・Amazonギフト券20%コース
元の返礼率30%以下の場合、このコースがベスト。
また、返礼品を5月以降に送って欲しい、という要望がある場合もこれが良い。

Amazonギフト券10%コース
元の返礼率が30%以上の場合、このコースがベスト。
各ふるさと納税サイトでのポイント還元が10%を超える場合はそちらがお得。


泉佐野市の返礼品はバラエティ豊かかつ、返礼率に優れるものが非常に多いです。
こういったキャンペーンを上手く利用してふるさと納税を楽しみたいですね。



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