おはようございます、おみそです。

今年の前半はグロース株アリ、ETFアリ、高配当株アリのごった煮感満載だった私のポートフォリオも、結局は高配当個別株だらけになってしまいました。
何だかんだで高配当株個別投資が性に合うんだと思います。
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高配当株投資家は基本的に、配当金を将来ももらえるだろうという前提で買付しているでしょうし、そんな高配当株投資家の最大の敵は減配かと思います。
一方で、投資先企業の減配を事前に完全察知することは難しく、高配当株投資家は常に減配のリスクに曝されているといっても良いと思います。
幸いにして、ここ数年は米国経済も好調で、減配の話はあんまり聞きません。
そういったこともあって減配リスクを軽く見積もってしまいがちなんですが、米国市場の空気も怪しくなってきており、改めて減配リスクについて考える時期が来ているんじゃないかなと思うんですよね。

例えば、アルトリアグループ(MO)は配当性向を80%として配当を決定している旨を明記しています。
"Altria Group's target dividend payout ratio is approximately 80 percent of adjusted earnings per share. The present annualized dividend rate is $3.20 per common share."
http://investor.altria.com/phoenix.zhtml?c=80855&p=irol-stockanddividendinfo
この場合、EPSの見通しが低下すれば配当も減少することが想定されます。
米国企業はなかなか減配しない、という傾向自体は否定しませんし、MOのEPSがもし低下した際に即減配で対応するかはもちろん分かりません。
ただ、個人的には配当性向が固定されている場合、EPS低下に対して減配で対応するというのは自然な話かと思います。

また、買収に伴い減配を行ったファイザー(PFE)の様な例もあります。
過去の連続増配年数は未来の増配を保証するものではありません。
高配当株だから含み損を抱えてもいつかチャラになるという目論見が今後も通用するかどうかは不透明です。
高配当株だから大丈夫、と慢心せずに適切なキャッシュポジションの維持と、分散が出来ているか、改めてチェックしてこれからの相場に臨みたいところです。



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