こんばんわ、おみそです。

米国西部の鉄道会社・ユニオンパシフィック(UNP)が10月25日に決算を発表しました。
その日のUNP株は+2.6%程度で引けており、市場からは概ね好感されている様です。
売上高が予想:$5.88Bに対して$5.93B、
EPSが予想:$2.09に対して、Diluted EPS:$2.15で良好でした。
営業係数は昨年同時期と同じ、61.7%です。
eps
revenue
※2017Q4のEPSは税の影響を除いた、Adjusted EPSを使用しています。
※なお、2017Q4のDiluted EPSは$9.25です。

年間配当が$3.20である一方、今年は既にQ3までの合計EPSが$5.81に達しており、配当性向はかなり低くなる見通しです。
配当利回りは低いですが、これくらい配当性向が低いとホルダーとしては安心感がありますね。

UNPの良好な決算の背景には米国の法人減税の影響が見えます。
各四半期のIncome taxesを見てみると、2017年に比べて負担が$300million程度軽減されている様子が見えます。

taxes
この分、純利益が増加しますのでEPSも上がりやすいです。
それを踏まえると、めったなことがない限り、Q4も昨年のAdjusted EPSを上回ってくると考えられます。
(2017年Q4は税の影響でDiluted EPSがエライことになっているのでAdjusted EPS基準で考えた方が良いと思います。)

2019年以降は2018年比でどれだけEPS等が増加するか不透明です。
ですが、米国における鉄道輸送は未だ強く、更に今年のうちは楽しい決算が続きそうですので、Q4を心待ちにしながらホールドを続行する予定です。




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