こんばんわ、おみそです。

米国株市場が少しずつ調子を取り戻しつつありますね。
先日の急落に伴って唯一のグロース株:NVDAを売り払ってしまったので私のPFは高配当株だらけです。

グロース株、特にAMZNなんてのも今後の動き次第で打診買いしたいと思っていますが、今のPFを眺めると、何だかんだで私が高配当株寄りの投資家だということを実感します。
なんで私がそもそも高配当株を好んでいるんだろうなぁと、考えることが最近あるので、現段階ではこんなこと考えてたんだな、という記録の意味もこめてつらつらと書こうと思います。

・私の高配当株投資とグロース株投資のイメージについて(※あくまでも私の)
私の高配当株投資の目的は、配当金を得ることです。
ですので、配当利回りが高いと嬉しいですし、配当性向が低いと、減配されなさそうなのでちょっと安心です。
各社の配当金は業績や今後の見通し等に基づいて経営陣が決定するものと私は理解しています。
超ザックリ書くとこんなイメージを持っています。(※あくまでも私のイメージ)
【配当金】=【企業業績】×【経営陣の判断】

これに対して、グロース株投資を行う際には、株価の上昇に伴う売却益を目的としています。
個人的には株価ってものすごく難しくて、ベースとして企業業績というものはあるという前提で超ザックリ書くとこんなイメージを持っています。(※あくまでも私のイメージ)
【株価】=【企業業績】×【市場の期待】

この市場の期待が曲者で、決算と決算の間の時期で、特に材料もないのに乱高下するし、ワケわかんないんですよね。
有象無象の集まりである市場には統一された意思も主義もないので、この先どうなるかなんて誰にも分かりません。
超長期投資でない限り、ある程度は市場の動きを読むためにテクニカル的な視点も必要になるんじゃないかなと思っています。

一方で、配当金って企業業績に基づいて企業の人間がしっかり考えて決めるものなので、市場が決める株価より、決定に至るまでの不確定要素が「少なそう」に映るんですよね。
その辺が、高配当株を私が好む理由なのかなぁと考えています。

ただ、上記はあくまでも私のイメージで、正しい確証なんてないですし、業績から先の不確定要素が多いから危険で、少ないから安全という訳ではないとは思っています。
また、超長期投資を前提にグロース株に投資するようになれば、ある程度のノイズを無視できるようになるのかも知れません。

また、何となく安全そうに見える高配当株ですが、個人的には減配が非常に怖いです。
ここ数年で米国株投資を始めた私みたいなのは減配を喰らっておらず、配当は増えるor維持されることが当たり前になっています。

それでも減配はある日、買収があったり、景気が悪くなったりすると突然やってきますし、株価が配当を織り込んでいるので、株価も下がるはずです。
不意打ちで配当減と株価低下のダブルパンチを頂戴する可能性があるというのが高配当株の怖いところかと思います。

2009年のファイザー(PFE)の一件なんてのもなかなか不意打ち感が強い減配だったんじゃないかと思います。
2009年1月26日にPFEが公表したWyethの買収と四半期配当カット($0.32から$0.16)により、株価は前日比で1割程度下落しました。
当時の株式関係のフォーラム(私が見たのはmorningstar)を見ると結構な盛り上がりでした。
結局、買収後8年で配当金は元に戻ったので、ガチホしていれば報われたんですが、配当半減と急落の両方に耐えられない人というのも実際にはいたはずです。

そういった意味で、高配当株投資も決してノーリスクではなく、結局のところグロース株投資と高配当株投資のどちらを選ぶかと言えば、それぞれの特徴を踏まえた「好み」で選ぶというところに落ち着くんじゃないかなと思っています。
結果として、私は高配当株が好きです。課税等々で非効率なのは何となく分かるんですけどね。

ただ、グロース株投資はグロース株投資で面白いので、投資手法の選択肢として持ち続けるつもりです。
面白いってのは大事なことですよね。

文ばかりになりましたが、今のところ考えていることを書いてみました。
明日からはまた決算のことを書こうと思います。



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