おはようございます、おみそです。

たまにブログで明言していますが、電力株が大好きです。
公共性が高くて、今後景気後退が来ても何とかなりそうな気がするんですよね。

ということで、保有のありなしに関わらず、電力株の決算は定期的にチェックしています。
その一環で欲しいなぁと思いつつ、未だに買付できていないドミニオンエナジー(D)の決算を眺めてみました。
因みに、Dの第2四半期決算は8月1日発表でした。気付いたら終わっていました。
D-eps
予想EPS:$0.79に対してOperating-EPS:$0.86で良好であった一方、売上高は予想:$3.19Bに対して$3.09BでMissでした。
因みに、第1四半期は予想EPS:$1.06に対してOperating-EPS:$1.14、売上高は予想:$3.52Bに対して$3.47BでMissです。
二期連続で同じ傾向が続いています。
個人的にはEPSを重視したいので、まぁ、悪くない決算ではないかと思います。
なお、Operating-EPSというのは他社でいうところのAdjusted-EPSみたいなものですね。
D-chart
※investing.comから引用

決算に対する市場の反応はマチマチな様に見えます。
決算後暫くは株価が落ち込んでいたんですが、ここ数日で決算前の水準を超えています。
数日見てみないと正直、最近よく分からないですよね。
D-rev-OPmargin
※営業利益率以外は in millions

EPS、株価良好な一方で気になるのが営業利益率の低下です。
Q1、Q2共に、前年同期比で売上高増に対して営業利益減の傾向が見られます。
個人的にはこの傾向が好きではありません。
売り上げ増を利益にしっかりと反映できていない ⇒ 儲けの効率が悪くなっている様に思えます。

Income tax expenseの減少で営業利益減を今年は補いがちですが、営業利益率が更に減少した場合、純利益にも影響が出かねないのが懸念かと思われます。

なお、2018年度通期のOperating-EPSのガイダンスは$3.80~4.25です。
2017年度のOperating-EPSが$3.60であることを鑑みると結構強気ですよね。

更に、今回のQ2決算において、2018年度はOperating-EPSが上記レンジの上半分の範囲にが収まる見通しであるとのコメントもありました。実に強気ですね。
ただ、年間配当が$3.32であることを踏まえると、この強気のEPSでも配当性向が結構高くなってしまいます。

とはいうものの、EPSは二期連続で良好だったので、やっぱり欲しいなぁと思っています。
今のところ円の比率をPF内で増やしたいと思っている最中なので、積極的にはなれませんが、有力な買付候補としてこれからも様子を伺い続けたいと思っています。


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